エネルギー問題 2021 11 14

書名 水素社会入門
著者 西宮 伸幸  KAWADE夢新書

 水素は、優れたエネルギーキャリアです。
問題は、水素は、常温で気体なので、
体積が大きくなります。
 気体のままで利用するとなると、
巨大な風船のようなものが必要になります。
 これでは実用的ではないので、
水素を小さくする必要があります。
 気体なので圧縮する方法があります。
この本では、700気圧という超高圧の話があります。
 次に、液化すれば、体積が小さくなります。
ただし、水素が液化するには、
マイナス253度まで冷やす必要があります。
 さらに、磁気冷凍の方法です。
電子には、上向きのスピンと下向きのスピンがあって、
磁場によってスピンを揃える方法でしょうか。
これは不勉強なので、よくわかりません。
 さらに、水素吸蔵合金です。
うまく合金を作れば、
水素を吸い、水素を吐き出します。
 ただし、金属には、水素脆性の問題があります。
たとえば、大砲を作る時、水素が入り込んでしまうと、
大砲の強度が弱くなると聞いたことがあります。
 いずれにせよ、水素は常温で気体なので、
運搬手段が問題になります。













































































































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